レポート1はこちら。
また雰囲気ががらっと変わり、3番手はアッパーなテクノ・ダンスチューンを超コンパクトなセットで演奏してくれたkaz mashino!
今回の出演者の中で唯一iPhoneだけでの演奏!
しかもBeatMaker2台!
これだけの機材でライブができるのは近未来的ですよね!
複雑なリズムと心地よいハイクオリティなサウンドが絡み合い、iPhoneだけでここまでの演奏ができるのか!?と見ている方も驚いていました!
個人的にもBeatMakerは最強のiPhone音楽アプリだと思っているのですが、あらためて演奏を見て確信しました。
大きめのクラブやライブハウスで踊りながらまた聴きたい!
USTでもかなり反響があったようですね!
iTunes Music Storeでも曲が買えるので、テクノ・エレクトロニカ好きの方はチェック!
個人的おススメはRytou-雷刀とAbstrktという曲です!
kaz mashino myspace
http://www.myspace.com/kazmashinokzy
iTunes Music Store
http://itunes.apple.com/jp/artist/kaz-mashino/id153177538
ちょっと一息。twitterなどで出演者の方の使っているアプリを知りたいということで、トークショー的なコーナーを急きょ対応。
mashinoさんとiPhone・Beatmakerのすばらしさと、iPhone 4 についてお話しました。なかなか面白いトークになったと思います。
続いて2番目に登場したsilencioのNaokiさんにライブで使ったアプリ、お勧めアプリをお聞きしました。
とにかくブブゼラアプリ押しのNaokiさん!ちょっととぼけたトークに和みました。
音楽アプリ以外のアプリを多く使っているのも驚き。
一息ついたところで、4番目はLoopparkの登場!
MAC BOOK PRO(ABLETON LIVE)とLAUNCHPADとiPhoneのセット!
このセットはPhoneでライブをやる一つの完成形かも!?演奏を見て思いました。
とにかくサウンド・リズムの気持ちよさと、曲の流れの高揚感が半端じゃない!
iPhoneアプリやLAUNCH PADの使い方も手馴れていて、その動作に釘付けになってしまいました。
特にThumbJamというアプリの演奏にはシビレました!
サウンドはもちろん、演奏する動作にもライブ感があってかっこよかったです。
この演奏を見たら絶対欲しくなりますよ。(Looppark氏のように演奏するのは難しいと思いますが・・・)
途中機材トラブルもありましたが、巧みなトークでアプリの説明や実演も!
これを見てアプリを買った人が続出したはずです。
終始最後までいろいろな箇所に“巧い”という聴き所や見せ方があり、ミュージシャンにとっても刺激的な演奏だったと思います。
Looppark オフィシャルページ
http://looppark.jp/
ラストはsuda shinichi!
この機材の並びを見て驚く方も多いと思いますが、iPhoneとKAOSS PAD mini 2台、トレモロ3台、ディレイ一台とカウンターチャイム?というセット。
この機材からどんな演奏が奏でられるのかと、皆興味津々。演奏が始まり、その動作音に皆集中していました。
それぞれ感じ取ったことは違うと思います。
私の場合はなんか頭の中が整理されて、すっきりした感じ。
エフェクターを押す音からチャイムの音まですべての音がとにかく耳にすっきりと入ってきて心地が良い。使用したアプリはOscillator,onsA440,kickmetronome,nanoloopなど多種多様。
CDを聴いたときも思ったのですが、sudaさんの音楽を聴くと発見があるんです。
おそらくその場で見ていた方は、私と同じく何かしら音に対する発見があったはず!?
ライブの回想がホームページに掲載されているので、チェックしてみてください。
そしてiPhoneを機材として使った「東京とセッションする」というコンセプトのRoute Music seriesというCDも発売されているので是非!
http://bobobobobo.exblog.jp/
ライブ終了後はsudaさんにライブの感想やアプリの紹介をしてもらいました。
皆さん機材がとても気になった様で集まっていましたね!
最後にiFunk All Starsさんのライブの感想やアプリのおもしろトークを聞きイベントは終了!
時刻は21:30。
楽しんでいただけましたでしょうか!?
アーティストの皆さんそれぞれ個性が違い、ジャンルが違う演奏であっという間の3時間でした。
iPhoneの使い方も皆さん全く違うというのに驚き!
シーケンサー的な使い方の方もいれば、完全に一つの楽器として使う方もいましたし、サンプラー・SE的に使う方もいました。
使用するアプリもほとんど違っていました。
iPhoneの音楽アプリって幅広い!
iPhoneを音楽のツールとして使う可能性が広がったイベントになったんでは?と個人的に思っています。そしてこの革新的なツールを使った、新しい音楽が発見できたんではないでしょうか?